たくさんの子ども達に、ママやパパたちに、子どもとかかわるすべての大人に絶対絶対読んでほしい素敵な絵本に出会いました。
絵本ナビでも大人気作品として紹介されている絵本
「きみのことがだいすき」作:いぬいさえこ 出版社:パイインターナショナル
人に「すごくいいよ~」って勧められたんですが、なんとなく、よくある癒し系の本というか、ポエム調にいいこと書いて万人受け狙ってる絵本なんやろな~くらいに思ってスルーしていました。(←失礼すぎる思い込み(笑))
スルーしてるのに、なんかやたらいろんな本屋さんでおすすめ本として売り出されていて、目にする頻度が増えていき、気付いたら、ふと手に取って立ち読みしていました。
えっ…心に響く…。
これ、いっぱいの人に読んでほしい。
あの人にも。この人にも…。色々な顔が浮かびました。
カウンセリングに来てくださっている方々の顔もたくさん浮かびました。
それもそのはず。この絵本、累計発行部数28万部突破している大大大ヒット絵本だそうです。
絵本ナビでも大人気作品として紹介されているだけでなく、かずかずの賞を受賞しています。
第6回 未来屋えほん大賞2位
第13回 リブロ絵本大賞入賞
第3回 絵本専門士が選ぶ「逢いたい誰かに贈る絵本」
第15回 MOE絵本屋さん大賞 第11位
キノベス! キッズ2023 第2位
第14回ようちえん絵本大賞
キノベス!キッズ2023 第2位
第6回ブックハウスカフェ大賞 銅賞
第10回積文館グループ絵本大賞 第2位
納得です。
こんな人に読んでほしい!
「99人に合う靴だってきみに合わなきゃ意味がないんだ」
「そう思ったときはむりをしなくていいんだよ」
今、「しんどい」と思っている人にぜひ読んでほしい絵本です。優しい言葉、温かい言葉、愛の言葉であふれている絵本だから。
さらに、心理士として思ったのは、「学校いきたくない」とわが子に言われ、どうしようか…と悩んでいるママ・パパたちにぜひ読んでほしいということです。そんな子と関わっておられる学校の先生にも。
不登校だけではなく、繊細さや特性をもつがゆえに、大多数の子がさらりとしていることがなんだかできなくてつまずいているお子さんをお持ちのママやパパたちに。
子どもを育てながら、このままでいいのかな?私の育て方間違ってるのかな?甘やかしすぎなのかな?って悩んでいるママ・パパたちに。
そしてそんなつらさを抱えている子ども達自身に、ぜひこの絵本を読んでほしいなと思いました。
気持ちがふっと軽くなり、自己肯定感が高まる絵本
きっと、みんな、このままでいいんだっていう勇気がもらえます。
それって、自己肯定感がはぐくまれるということ。
長年心理士をしていておもうこと。
自己肯定感ほど大切なものはない。うん、過言ではないと思う。
この絵本を読み終えた後、なんだか心が温まっていて、気持ちが軽くなっていて、私は私でいいんだって思えていると思います。
人生や子育てにおいて本当に大切なことは実はとてもシンプルなんだと思い出せます。
親としての明日からの方向性が見えるような、そんな絵本です。
私もすぐさま購入し、その夜、わが子のねかしつけの時に読みました。
一瞬で読める本です。
だけど、何度も何度も読み返して、立ち返りたい本。
子どもが小さくても、思春期でも、もっと大きくても、大切なことが書かれている絵本です。
ぜひみなさんも手に取ってみてください。
コメント